
化学放射線療法のデメリットは、治療期間が長いこと。途中に抗がん剤を点滴しながら30回程度の照射が必要で、1カ月半かかる。照射は通院でできるが、抗がん剤治療は通常、入院でおこなわれる。
「抗がん剤を加えると、副作用も強くなりがちです。副作用の多くは治療が終われば徐々に改善していきますが、高齢で全身状態が悪い患者さんは、放射線単独で治療することもあります」
(取材・文/熊谷わこ)
※週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2024』より
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