この日、取材に参加していたカメラマンもこう振り返る。
「天皇陛下と皇族方がベランダに出てのお手振りは、午前中に3回ありました。愛子さまは、お手振りのスタートや終了などのタイミングで、チラリと横の皇族方に視線を動かしつつも、にっこりとほほ笑んでいらっしゃった。お若い皇族方のそうした仕草は、春風のようで、とても可愛らしいですね」
陛下もお言葉の最後に、「皆さん一人一人にとって、穏やかな春となるよう祈っております」とあたたかなメッセージを伝えた。
これからも一生懸命に公務に取り組む愛子さまの仕草や様子は、春風のように人びとに笑顔を運んでくれるだろう。
(AERA dot.編集部・永井貴子)