それから先の記憶はあまりないのだが、この数日間のおかげで、「長野」と聞くと「インフルエンザ」を思い浮かべるようになった。「ふなき」と聞いても「インフルエンザ」。「卑弥呼」を見ても「インフルエンザ」。「サマランチ」でも「インフルエンザ」。

　この時の彼女が今のカミさんです……なんてよくあるラジオのメールのオチみたいでほんとに嫌なんだが、事実なんだからしょうがない。あれ以来、インフルエンザにも罹ってないし、救急車にも乗ってない。伊藤みどりの卑弥呼姿は時々テレビ番組の「懐かし映像」で見かけるな。

　どうぞどうぞ、卑弥呼さま。今月いっぱいは我が家にインフルエンザの罹患者が出ませんように。次男の受験がまあまあ上手く行きますように。よろしくお願いサマランチ。

［AERA最新号はこちら］