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今日15日、四国地方で「春一番」が吹きました。昨年より4日早い発表となりました。
四国地方で「春一番」
今日15日、四国地方で「春一番」が吹いたと発表されました。
四国地方の「春一番」は、昨年2月19日より4日早い発表となりました。
今日15日は、前線を伴った低気圧が日本海にあって、発達しながら東北東へ進んでいます。このため、豊後水道や紀伊水道を中心に10m/sを超える風が吹いた所がありました。また、暖かい空気が流れ込み、気温が上昇しました。
このあとも、強風や高波に注意が必要です。
また、低気圧からのびる寒冷前線が今夜にかけて四国地方を通過する見込みです。急な強い雨や落雷や突風にも注意してください。
「春一番」発表の条件
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春一番は冬から春へ移り変わる時期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風のことで、春の訪れを告げる強い南風です。気象庁では、「立春から春分までの間に、広い範囲で初めて吹く、暖かくやや強い南よりの風」と定義しています。
春一番が吹いたと発表されるには、期間や風向、風速、最高気温、気圧配置などの条件があり、風速や最高気温などの条件は、上の図にあるように地方によって、少し異なります。春一番の発表基準に達しない場合は、発表されない年もあります。
春一番が発表されるのは、九州南部、九州北部、四国、中国、近畿、東海、関東、北陸の8つの地域です。東北と北海道、沖縄には発表がありません。この理由としては、気候の特性が影響しています。例えば、北国では南寄りの風が強まっても、その後はすぐに冬型の気圧配置となり、北寄りの風が強まって厳しい寒さがぶり返すパターンが多いことから、地域になじまないため、発表しないことになっています。
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