『M-1グランプリ』で三度の決勝進出経験を持つ実力派漫才師のさや香が、活動拠点を東京に移すことを発表した。彼らは大阪にある「よしもと漫才劇場」の中心メンバーとして活動しており、『せやねん!』(MBS)、『さや香の違和館ヤバない?』(テレビ大阪)など在阪局のレギュラー番組を持っている。
【写真】地上波で見ないのに「年収2億円」のお笑いコンビはこちら
大阪でも多くの仕事をこなしているさや香がこのタイミングであえて東京進出するのは、さらなるステップアップのためだろう。
彼らにとって最初のチャンスだったのは2022年の『M-1』直後である。このとき彼らは準優勝という立派な結果を残していたからだ。それを武器にして、東京のバラエティ番組を渡り歩いていくこともできそうな状況ではあった。
さや香の露出はそれほど多くなく
だが、実際にはそうはならなかった。優勝したウエストランドがバラエティ番組に出まくっていたのに対して、さや香の露出はそれほど多くなかった。その大きな理由は、彼らが大阪を拠点にしていたことだろう。大阪でのライブやメディア出演の仕事が多かったため、東京のテレビに積極的に打って出ることが難しかったのではないか。
今回、満を持して東京に出ていくことで、彼らにとっては新しい可能性が広がることになるだろう。
さや香が東京進出を発表した直後、ビスケットブラザーズ、kento fukaya、滝音、今井らいぱち、生ファラオ、ソマオ・ミートボールも東京進出することが明らかになった。『キングオブコント』チャンピオンのビスケットブラザーズ、『R-1グランプリ』ファイナリストのkento fukayaをはじめとして、名の知れた実力者たちが続々と東京に出てくることになる。