気づけば小栗か竜也くんに渡された(と思う。記憶曖昧。アイマイミー)携帯に出たら、半分笑いながらの呆れたような声。
「俺、いくつや思うてんねん、72やで」
げげげげ! 笑福亭鶴瓶さんではありませんか!
「来てよー、師匠、来てくださいよー、ねえ師匠ー、来てくださいよー」
ちょ待て二朗! 貴様は小栗だけでなく、鶴瓶さんにも甘えるつもりか! バカ! やめろ! やめるんだバカ二朗!
しかし暴走列車(※小者)は止まりません。
ほどなくして、パジャマ姿の鶴瓶さん登場。
楽しく、本当に楽しく、大好きな人たちとの一夜は過ぎていったのでした(ごめんなさい正直ほとんど後半の記憶ないです、ごめんなさい)。
でもみんな本当に大好きな方々ゆえ、貴重な夜となりました。
ちなみに後日談としましては、翌朝ひどい二日酔いで起きた僕は携帯に知らない番号の履歴を発見。そこに電話してみますと、
「やあ二朗さん、昨夜は楽しかったですね」
爽やかな藤原竜也くんの声。そうだった。昨夜は泥酔状態でありつつも、竜也くんと連絡先を交換したのだった。ごめん嘘。覚えてない。竜也くんと連絡先交換したのも全然覚えてない。そう正直に伝えると、穏やかに笑いながら、
「全然構いませんよ。また呑みましょうね」
いい人だ藤原竜也! 君も俺より一万倍ほど器が大きいぞ! てか二朗お前は小栗にしろ竜也くんにしろ、どれだけ後輩に面倒掛けるんだ!
そして暴走列車が醜態をさらした一夜は、みんなで鶴瓶さんをお見送りしたあと、全く使い物にならなくなった僕をみんなでタクシーに乗り込ませてくれたことがのちに判明(←小栗談)。
みんな本当にごめんなさいだし本当にありがとう。
「鶴瓶さんのインスタがネットニュースになってるから、どんな飲み会だったんだろうと覗いてみたら、自分の旦那のアホ面が写ってた時の気持ち、分かる?」
殺し屋のような目で妻にそう言われたことも、最後に書き添えておきますです。