ダウンタウンの松本人志(60)が自身のXで出演すると宣言していた14日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)だが、10日に急きょ、出演しないことが明らかになった。先月発売の週刊文春は、2015年に松本とスピードワゴンの小沢一敬らが参加した飲み会に出た女性の証言から、ゲームを口実に松本が性的行為を強要したとする記事を掲載。これに対して、吉本興業は「当該事実は一切なく、法的措置を検討していく予定」と対抗する構えをみせたが、週刊文春はさらに1月10日発売号で、新たに3人の女性の新証言を追記し、2019年にも同様の行為があった疑惑などを報じた。松本が出演する番組ではスポンサー離れが進むなど波紋が広がっているが、テレビ各局も対応に追われている。
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現在、松本は民放各局で7本のレギュラー番組を抱えるが、そのうちの1本を担当するテレビ局員は困惑気味にこう話す。
「今後、松本さんの番組をどうするかは社内でもドタバタになっています。ウチだけでなく、他局の動向もにらみつつ、状況を見極めていくことになります」
別の局の担当者に、放送するかしないかはいつ決まるのか聞くと「詳しくはお話できません、お察しいただければと思います」と言葉少なだった。
吉本興業は1月8日、公式HPで「松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました」と、松本の芸能活動休止を発表した。そんな中、松本も同日、Xで「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と宣言していた。9日にもXを更新し、「ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ」と投稿したが、急きょ、出演は取りやめとなった。