お笑いコンビ・ハリセンボンが今年いっぱいで所属事務所の吉本興業を退社することがわかった。これまで箕輪はるかはマネジメント契約、近藤春菜は専属エージェント契約を結んでいたが、来年1月1日からはベッキー、森カンナ、友田オレらが在籍するGATE株式会社に所属することになる。
ハリセンボンは、若くしてテレビの世界で成功を収めたスーパーエリート芸人だった。2003年に吉本興業のお笑い養成所「NSC東京」で出会ってコンビを結成した彼女たちは、2005年にTBSの若手芸人発掘番組『ゲンセキ』に出演した。
そこから深夜のコント番組『10カラット』のレギュラーに抜擢され、ハリセンボンの快進撃が始まった。2007年には『M-1グランプリ』の決勝に進み、4位という結果に終わった。これは女性コンビとしては歴代最高記録である。その後、2009年にも再び決勝に進んでいる。
徐々に近藤春菜だけが
リアクションが良くて親しみやすいキャラクターの近藤と、おとなしいが鋭いセンスを持っている箕輪は、実にバランスの良いコンビだった。最初はコンビとしての活動が目立っていたが、徐々に近藤だけがテレビに出る機会も増えてきた。