レノボ・ジャパン初のステック型PC「ideacentre Stick 300」
レノボ・ジャパン初のステック型PC「ideacentre Stick 300」
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PC「ideacentre Stick 300」。手のひらサイズで、持ち運びも容易だ
PC「ideacentre Stick 300」。手のひらサイズで、持ち運びも容易だ

 レノボ・ジャパンは6月30日、同社初のスティック型PC「ideacentre Stick 300」を7月下旬に発売すると発表した。市場予想価格は19500円前後(税抜き)になる見通し。初回出荷の4000台限定で、マウスと一体型のマイクロソフト社製キーボードが付属する。

 本体の大きさが横12.5センチ、縦3.76センチ、厚さが1.45センチしかなく、ICレコーダーぐらいの大きさしかない。先端部分にHDMI端子を搭載しており、この端子をテレビに接続することで、テレビをパソコンとして使うことができる。

 CPUはインテル Atom Z3735F(1.33GHz)。メモリは2GBで、32GBの内蔵容量を搭載している。このほか、USB2.0端子とmicroSDカードリーダー、給電用のMicro USB端子を装備している。OSにはWindows 8.1 Update 32bitを採用しており、7月29日から提供されるWindows 10へのアップデートにも対応している。

 レノボ・ジャパンの広報は、「最近はタブレットなど持ち運びできる機器が主流になってきていますが、一方で、家族やお年を召した方を中心に、テレビなどの大きな画面で操作したいというニーズも高まってきています。4000台限定ではありますが、マウス操作もできるキーボードを無料でお付けしたので、買ってそのまま使うことができます」と話している。

(ライター・河嶌太郎)