やらなければいけないことや、決めなければいけないこと、そういうものは「ついで」にやるぐらいが理想だと僕は思っています。特に年を重ねてからは。楽しみがあるから、やりたいことがあるから、ついでにやらなきゃいけないこともやっておく。あくまでベースは楽しみのほうで整えておくイメージです。

 空想で構わないから、やりたいことを決めてから、目の前の物事に整理をつけていっても遅くはないんじゃないかな、と思いました。

 うお座は、人が好きで、人に喜んでもらうことも好きな人たちです。お世話になったお返しの限界を超えてサービスし続けてしまううお座も多くいます。

 だから、長年の人疲れの蓄積を抱えやすい面があります。人間疲れが、自分の中で限界に来たなと思ったら、うお座はお休みする時期を持ってもいいかもしれないです。

 辞めるというより一時的にお休みをもらうとか、もし仲がいい職場だったら、辞める選択をしても「もしかしたらまた戻ってくるかもしれない」みたいな含みを持たせておいてもいいかもしれません。

 というのは、ペットの老後や介護を抱えている時期ということで、僕も長年飼っていた犬を亡くしたことがありますが、そのとき仕事に救われた体験があるからです。本当にすごい悲しみがきちゃうから、待ってくれない締め切りがあったのが、逆によかったといまは思っています。

AERA 2023年11月6日号

暮らしとモノ班 for promotion
大谷翔平選手の好感度の高さに企業もメロメロ!どんな企業と契約している?