佳子さまの袖丈の長さ
着ている服の色やコーディネートだけでなく、佳子さまのセルフプロデュース力を感じるところは、他にもあるという。

「佳子さまの自分を見せる工夫を感じられるのは、手話でスピーチされるとき。暗めな色合いの洋服を選ばれ、袖の長さが少し短めなんです。そうすることによって、手の動きがよく見えて、手話がわかりやすくなる効果があります。そこまで佳子さまは考えて、装いを決めていらっしゃるのでしょう。
佳子さまは成年皇族になって9年目となり、公務で自分に何が求められているかをきちんと把握され、『この場面ではこういうものを着ていく』などノウハウも熟知されてきているのだと思います」
今年12月には29歳を迎える佳子さま。強い意志を胸に宿しつつ、絶妙なセルフプロデュース力をますます磨いていかれることだろう。
(AERA dot.編集部・太田裕子)