佳子さまが「赤」を着る理由
「女性皇族の方は公務などでの装いに、メッセージを込めて洋服を選ばれると言われています。中でも佳子さまは、明確にその時々の意思を反映されているように思います。
それをはっきりと打ち出していたのが、昨年9月頃から今年2月にかけて、デザインは異なるのですが、全身『赤』の洋服をお召しになることが多かったことです。特に今年1月から2月は報道陣のカメラが撮影した佳子さまのお出ましは全部で12回、そのうち4回が『赤』の洋服でした。
一般的に、全身『赤』の洋服を着るには勇気がいりますよね。それをあえて選んでいるのは、赤は情熱の色と言われますが、佳子さまは『揺るぎない自分を世の中に知ってもらいたい』『自分自身が信じたことを貫く』という、明確な意思を表明されているのではないでしょうか。周りから何を言われても自分自身を見失わないということを、強いインパクトを持つ『赤』という色に託して意識的に表わされたのだと推察します。
それこそが、可愛いアイドル的なプリンセスだった佳子さまが、そこから脱皮して強い女性だということをアピールされている、セルフプロデュースなのかもしれません」