愛子さまの完璧すぎる記者会見
そうした自然な心優しさも愛子さまが国民から愛される理由であろうとつげさんは推察する。そして、愛子さまがここまで愛される決定打となったのが「完璧すぎる記者会見」だったとつげさんが指摘する。
「愛子さまが学習院初等科のころ通学への不安を感じて不登校になったり、お痩せになった時期もありました。そんな時を経て、『どんな女性に成長されたのだろう』と思っていたときに、成年の記者会見がありました。それまでは、愛子さまの声をしっかり耳にする機会というのはほとんどありませんでした。
『お優しいお人柄なのだろう』『聡明な方なんだろう』とは誰もが想像していたと思います。ところが、実際にその受け答えを聞き、にこやかなまなざしから感じる清楚で柔らかな雰囲気を目にした時に、多くの国民は想像をはるかに超えた素晴らしい人格を感じたと思います。
それは、『こんな方なのかな』と、なんとなくイメージしていた愛子さま像を、完全に凌駕していました。こうした愛子さまの素晴らしさを実感し、国民からの期待が爆発したのではないでしょうか。完璧な記者会見が愛される理由の決定打だったと思います」
記者会見では、自身の性格を「人見知り」と告白しながらも、きちんと記者の目を見てお話しする姿は、緊張も含めて自然体でありながらも堂々としていて、それでいて聞いている私たちから微笑みがあふれてしまうような温かさもあった。