愛子さまが雅子さまに駆け寄り
愛子さまが生まれたころから皇室番組の放送作家を務めるつげさんだが、愛子さまが愛される人柄が垣間見える瞬間のエピソードがあるという。
「愛子さまが2歳のころ、雅子さまが体調を崩されて療養に入られていました。国民からは、雅子さまの体調を心配すると同時に『愛子さまがどのようにお育ちになるのか』関心が高まりました。
その後、雅子さまは公の場にお出ましにならなくなりましたが、当時のエピソードを天皇ご一家(当時、皇太子ご一家)にスケートの指導をされていた方に、インタビューをしたことがあります。
雅子さまは療養中でしたがスケートリンクにいらしていて、途中でお疲れになりリンク脇で座って休まれていたそうです。すると、当時5歳の愛子さまが、その様子にすぐに気が付いて、雅子さまに駆け寄って、そっと寄り添われたとか。
愛子さまはまだ幼いのに、お母さまの体調を気遣い、寄り添っていらしたのだと思います。このエピソードを明かしてくれたスケート指導の方は、母と子の愛情が伝わってきて、思いやりにあふれる上に、支え合う関係というのが見えて『胸が熱くなりました』とお話ししてくださいました」
小さな子が誰から言われたのでもなく体調のすぐれない母に駆け寄り、寄り添う姿は、確かに胸が熱くなる。愛子さまが心優しい方なのであろうということが伝わってくる。