安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは、人気バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)。先月、「水曜日のダウンタウン」が、動画配信サービス・TVerの累計再生回数で史上初の1億回を突破した。これまで幾度なく、とんでもない企画に参加させられてきたクロちゃんだが、番組の功績には、素直に喜びを感じているようだ。「クロちゃんといえば水曜日のダウンタウン。水曜日のダウンタウンといえばクロちゃん」とまでいわれたこともある彼だからこそ語れる番組の魅力とは?
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先月、「水曜日のダウンタウン」(以下:「水曜日」)が、TVerの累計再生回数で1億回を突破した。どうやら、これは史上初の快挙みたい。「水曜日」の人気って、やっぱり、すごい。これまで、いろんな説に参加させてもらったボクとしても、めちゃくちゃうれしい。そして、何より、ボクが出演した「モンスターラブ」の最終回が、歴代再生回数で1位だったことも、とても誇らしかった。
「水曜日」って、どの番組に出るよりも、ボクは反響が大きいと感じている。ボクの出演した企画の中では、やっぱり「モンスターラブ」は、すさまじかった。放送中は、ネットニュース、SNSなどで、いろんな考察が連日繰り広げられていたし、最終回の放送後は、ボクに彼女ができたことで、友人、知人からの「おめでとう」というLINEやメールが数日鳴りやまなかった。プライベートや仕事先でも、いろんな人に声をかけてもらったし。ほんと、うれしかったなー。ただ、みんなはボクが当然フラれると思っていたみたいだから、そこだけはちょっと腹が立つけどね(笑)。
「水曜日」の魅力は、きっと人によって感じ方がいろいろあるんだろうけど、「ギリギリを攻めている」っていう部分は、やはり大きいんじゃないかなと思う。これだけコンプライアンスが厳しい時代にもかかわらず、いまだに見ていて、ヒヤッとするような企画をけっこうやっているからね。監禁されるとか、満足にご飯が食べられないとか、落とし穴から出られないとか(笑)。自由度が高すぎて、毎回終わり方も予想できないから、全然片手間じゃ見られないのも、うまくハマっているような気がする。今回は、どんなオチなんだろうとか、こんなに平和に終わるはずがないとかって、視聴者にいろいろと考えさせてしまうのは番組の持っている力だよね。