今夏感染者数・入院者数増加
1つ目として、アメリカでのこの夏のコロナの流行以降、感染者数と入院者数の増加が続いていることが挙げられます。CNNの記事(※2/2023年9月14日公開)によると、最新の予測では、週当たりの入院率は上昇を続け、新型コロナウイルス感染症のシーズンのピークとなる12月までに、現在の2倍になる可能性が最も高いと示唆されているとのこと。
そのため、流行のシーズンに入るとされている中、アメリカで優勢となっている株であるEG.5や他の新たな変異種に対して効果があるとされる、最新のワクチン接種による早期予防が重症化のリスクを軽減する(※3)に重要になる、というわけなのです。
2つ目として、アメリカに住む大多数の人が、最後のワクチン接種から1年が経過していることが挙げられます。「多くの人がこの夏のコロナの流行を、ワクチンによる予防を受けずに乗り切った。しかし、流行のピークを迎えるであろう12月に向けて、重症化のリスクを最小限に抑えるためには、新たなワクチン接種が重要になる。」と、ノースカロライナ大学の疫学者ジャスティン・レスラー氏は述べているのです。
私も、昨年の秋にコロナに感染した後、追加接種をして以降、追加接種をしていません。アメリカでは、診療所だけでなく、薬局でもワクチン接種を受けることができます。CNNの記事(※4)に、「大手薬局チェーンはすでにワクチンの予約を開始している」と記載されていたので、早速、近所にある大手薬局のホームーページを確認したところ、記事の通り、ちゃんと予約ができるようになっていました。