9月19日発売のAERA 9月25日号の表紙には、本誌に連載も持つSnow Manの向井康二さんが、1年半ぶりに登場します。インタビューでは、向井さんが考えるさまざまな愛や、大事にしていることについて、自身も言葉も飾ることなく、語ってくれました。特集は「7040問題を家族で抱えない」。老親(70代)とひきこもる中高年(40代)という問題に焦点を当て、当事者や専門家たちの声を届けます。18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神について、その熱気をいち早く届ける記事もあります。さらに、これから重要な時期を迎える中学受験について、佐藤亮子さんと安浪京子さんがこの秋からできるポイントを解説します。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、俳優の菅田将暉さんとの全4回の対談のラスト回。仕事を巡る熱いトークが繰り広げられます。ほかにも多彩な企画が詰まっています。今号は通常の月曜日発売ではなく、19日(火)発売ですのでご注意ください。

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表紙&インタビュー&連載:向井康二

表紙を飾るのは、初の挑戦となる朗読劇「ハロルドとモード」の公演を間近に控える向井康二さん。インタビューでは、本人とは「逆やね」と言う、愛に飢えた少年ハロルドをきっかけとして、「不器用でした、もっと」と明かす「昔」や、19歳のころ、そして「種類はいっぱいある」という愛のありかたについて、時折照れて茶化しながらも、ストレートに語っています。そんな向井さんが考える、「この世界に何より足りない」ものと、「人生でいちばん大事な」ものとは? 大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」も。写真家の桑島智輝さんと、写真集デザイナーの町口景さんに話を聞きながら、写真集の第一歩となる小冊子づくりに挑戦。向井さん自身がこれまでに撮影した数々の写真から、どう選び、どう組み合わせるかを考え、手作業で進めていきます。「いや、選ぶのって、たいへん!」「けど、めっちゃ楽しー!」様子を、先生に「この短時間で、ストーリー性をつけたこと自体がまずすごい」と言わしめた作品構成とともに楽しめる保存版です。

巻頭特集:7040問題を家族で抱えない

高齢の親と、自立できずにひきこもる中高年の子どもという存在が、社会課題として認識されています。80代の親と50代の子どもの「8050問題」が注目されてきましたが、さらに10歳下の70代の親と40代の子どもの「7040問題」も指摘されています。この世代は、親は高度成長期を経験し、古き良き日本の価値観を持っていますが、子ども世代は就職氷河期を経験し、親のような画一化された成功モデルを歩むことは難しいという壁に直面してきました。親子で異なる価値観に苦しみ、親子や家族の中に問題が閉じ込められて7040問題が起きています。専門家たちは「しんどいといえる場が必要」「家族も当事者なので、不満を抱え込まないで」とアドバイスします。そして、問題を家族だけで抱えず、社会全体でサポートし合うことが大事だと語ります。7040問題という、現代日本が抱える課題を多角的に探ります。

阪神「アレ」のその先

阪神が18年ぶりにリーグ優勝を決めました。優勝を「アレ」と言い、アレに願いをかけてきたファンたちの思いが成就しました。阪神の「アレ」を達成した強さの秘密はどこにあるのか、そしてその先にある「日本一」はどうしたら実現できるか、など、優勝の熱気をいち早く伝える記事になっています。優勝を決めた瞬間の写真も多数納めていますので、感動を誌面でご覧ください。

中学受験 「秋から挽回できる」

中学受験を目指す子どもたちにとっては、追い込みのシーズンがやってきました。夏休みを経た秋は、模試の結果が出て、親子で焦るケースも多いでしょう。そんなときに何をすればいいのか、子ども4人が東大理Ⅲに合格した「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんと、中学受験カウンセラーの「きょうこ先生」こと安浪京子さんがじっくり対談しました。勉強のポイントや、親の声かけの注意点など、実践的なアドバイスがたくさんあります。ぜひ参考にしてください。

松下洸平 じゅうにんといろ

松下洸平さんがホストを務める対談連載は、俳優の菅田将暉さんがゲスト。全4回続く連載のいよいよ最終回です。衣装について盛り上がるうちに、話題はいつしか「現場づくり」へ。仕事をめぐるさまざまな熱いトークが繰り広げられます。最終回は恒例となっている、松下さんがゲストを色で表現するコーナーも。菅田さんは一体、何色だったでしょうか。「楽しかったですね。菅田くんのことが、話せば話すほど、気になりました(笑)」という松下さんの感想も含め、たっぷりお楽しみください。

ほかにも、
・岸田新内閣 「解散か死に体か」の岐路
・都心再開発と新球場建設 プロ野球球団が続々と
サッカー日本代表は大国を「超える」
・車いすギャルと歩く原宿・渋谷「想定されてないのは寂しい」
・塩田武士が見た松本清張の背中
・明日海りお 自分がご機嫌になることを
渡辺翔太 “帝劇0番”の光 「DREAM BOYS」レポート
・トップの源流 サントリーホールディングス・新浪剛史社長
・武田砂鉄 今週のわだかまり
ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
大宮エリー東大ふたり同窓会 ゲスト・角野隼斗
現代の肖像 たかまつなな・笑下村塾代表
などの記事を掲載しています。

※発売日の9月19日(火)正午からは、公式X(@AERAnetjp)と公式インスタグラム(@aera_net)で、最新号の内容を紹介する「#アエライブ」を行います。ぜひこちらもチェックしてください。

AERA(アエラ)2023年9月25日増大号
特別定価:510円(本体464円+税10%)
発売日:2023年9月19日(火曜日)