「星野リゾート リゾナーレトマム」ファームエリアの「羊とお昼寝ハンモック」。利用できるのは、今年は10月31日まで
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「サ旅」とは、日本全国、いや、世界中にあるサウナをめぐる旅。旅の目的はもちろんサウナだが、今夏発売されたムック「サ旅2024 サウナ&スパ&日帰り温泉&スーパー銭湯」では、サウナを軸に観光名所や名物グルメなど、その土地をまるっと満喫する10のベストプランを提案している。

【写真】北海道へのサ旅モデルプランで楽しめる雲海の絶景はこちら

 今回は、そのベストプランの中から3つをまるごと公開。まずは、北海道でサウナと共に雲海や豚丼を楽しむ「星野リゾート リゾナーレトマム」を中核としたプランから。

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 新千歳空港から約90分。北海道のほぼ中央に、約1000ヘクタールの広大なリゾート「星野リゾート トマム」はある。夏は幻想的な「雲海テラス」、冬はスキー場や氷の街「アイスヴィレッジ」など、四季を通してさまざまなアクティビティがそろっている。

 施設内には「トマム ザ・タワー」と「リゾナーレトマム」という2つのホテルがあり、それぞれで異なる楽しみ方ができる。全200室すべてが100平方メートル超えのスイートルームだという「リゾナーレトマム」では、各部屋にプライベートサウナや展望ジェットバスがついており、サウナはもちろん、多彩なアクティビティを通して、日頃の疲れをいやすことができる。

 この「星野リゾート リゾナーレトマム」で過ごすサ旅は、北海道の自然に触れることからスタート。敷地内には広大なファームエリアがあり、動物たちを眺めながらピクニックが楽しめる。アクティビティも充実。無料で利用できる「羊とお昼寝ハンモック」では、本物の羊を数えながら眠りに落ちる、なんてこともできる。
「リゾナーレトマム」の全客室にあるプライベートサウナ。コンパクトながら、電気サウナストーブがパワフルに働いてくれる
プライベートサウナから水を張った展望ジェットバスに直行し、ととのいスペースはリビング。これこそ「サ旅」!

 北の大地を愛でたら、いよいよ部屋に戻ってサウナタイム。木の香りが芳しいサウナ室には、電気サウナストーブが設置されており、自分の好きな温度に設定できる。全身がくまなく温まったところで水を張っておいたジェットバスへ。頭までジャブンとつかれるのは、プライベートサウナならではだ。

 夜は森にたたずむビュッフェレストランでお肉を好きなだけいただく。食後はバーで気に入ったワインを部屋に持ち帰り、優雅なひとときを過ごすのがおすすめだ。
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雲海と豚丼と季節の花々