9月7日に17歳の誕生日を迎えた、秋篠宮家の長男悠仁さま。やや緊張しながらも楽しげな表情の悠仁さまの映像を宮内庁が公開したが、撮影された場所は茨城県にある農業・食品産業技術総合研究機構。ここには、「水田」のある圃場もある。皇室ともつながりの深い稲に、悠仁さまは小学生のころから興味を持ち続けているのだという。
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ややぎこちない表情ながら、微笑みを浮かべる悠仁さま。
先日、週刊誌に「無表情」と書かれた悠仁さまだが、17歳の誕生日に合わせて宮内庁が公開した映像には、どことなくうれしそうな様子が映っている。
それもそのはず、映像が撮影された場所は、茨城県にある農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)だ。8月上旬、悠仁さまはここで桃の果樹園や稲作を研究する圃場などを訪ねている。
悠仁さまは小学生のときに赤坂御用地の庭に水田を作り、中学生になってからは稲の交配実験も行っている。宮内庁が公開した映像は、悠仁さまが「稲の先生」のもとに足を運び、専門的な学びを得ているところだったのだ。
「おひとりでいらっしゃいました。年ごろの男の子ですから、表情豊かに笑うわけではありません。しかし、別の研究員がシャーレの中にある種について説明しているときには、笑顔も見えました。根っからの研究者でいらっしゃる」
そう笑うのは「先生」である同機構農業情報研究センターのシニアエグゼクティブリサーチャー、矢野昌裕さんだ。