「談志師匠の番組を作ったりしてます」。すげーことしてるな、元相撲部。佐藤くんは好きだったラジオ制作の道を歩んでいた。「改めて呑みに行きましょう」なんてことを言いながら、仕事場に戻って行く。なんだかよくわからない。確かその楽屋には野末陳平先生もいた。もっとよくわからない。
その後、かなり省略するがいろいろあって、ラジオ番組のレギュラーをもち、真打になって、EX大衆という40〜50代の男しか読まないような特殊な雑誌の編集者から「ラジオについて書きませんか?」と誘われ連載を始め、それが単行本になったのが冒頭の『人生のBGMはラジオがちょうどいい』。
なかなか売れない。おもしろいんだけどなぁ。巻末の鼎談が私と佐藤くんと高木くん。落語家とラジオ局員と一般企業の人事課長。そら売れないか、いや、なかなかこれがおもしろいんだが。ということで、今回は宣伝でした。ちなみに何年か前にうかがったラジオ○本のセキュリティはFM南青山より緩かったです。いいよね、ラジオ日○。