第105回全国高校野球選手権記念大会 組み合わせ抽選会
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 8月6日開幕の第105回全国高校野球選手権記念大会。3日、組み合わせ抽選会が開催され、49代表の組み合わせが決まった。

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 8月6日に夏の甲子園が開幕する。今夏は4年ぶりに声出し応援が解禁。吹奏楽に合わせて球場全体を包むような大声援など、アルプススタンドを彩る夏の風物詩も戻ってくる。

 3日、組み合わせ抽選会が開催され、地方大会を勝ち抜いてきた49代表の3回戦までの組み合わせが決まった。

 昨夏、東北勢初の全国制覇を遂げた仙台育英(宮城)は第1日(6日)の第3試合で浦和学院(埼玉)と対戦。層の厚い投手陣で、連覇を狙う。

 毎年注目を集める大阪代表は、決勝で宿敵・大阪桐蔭を完封した履正社が4年ぶりの出場。第2日(7日)の第2試合で鳥取商と対戦する。

 大谷翔平(エンゼルス)、菊池雄星(ブルージェイズ)などメジャーリーガーが輩出している花巻東(岩手)は第3日(8日)の第1試合で宇部鴻城(山口)と対戦する。

 強豪・横浜相手に九回、逆転3点本塁打で劇的な勝利を収め、選抜に続き出場を決めた慶応(神奈川)は、第6日(11日)の第3試合で北陸(福井)と対戦する。

 大会は、順調に進めば8月22日に決勝の予定。球児たちの熱い夏が始まる。

■1回戦
第1日(6日)
土浦日大(茨城)―上田西(長野)
共栄学園(東東京)―聖光学院(福島)
浦和学院(埼玉)―仙台育英(宮城)

第2日(7日)
川之江(愛媛)―高知中央(高知)
履正社(大阪)―鳥取商(鳥取)
英明(香川)―智弁学園(奈良)
愛工大名電(愛知)―徳島商(徳島)

第3日(8日)
花巻東(岩手)―宇部鴻城(山口)
前橋商(群馬)―クラーク国際(北北海道
日大山形(山形)―おかやま山陽(岡山)
大垣日大(岐阜)―近江(滋賀)

第4日(9日)
鳥栖工(佐賀)―富山商(富山)
日大三(西東京)―社(兵庫)
市和歌山(和歌山)―東京学館新潟(新潟)
立命館宇治(京都)―神村学園(鹿児島)

第5日(10日)
東海大本星翔(熊本)―浜松開誠館(静岡)
明豊(大分)―北海(南北海道)

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秦正理

秦正理

ニュース週刊誌「AERA」記者。増刊「甲子園」の編集を週刊朝日時代から長年担当中。高校野球、バスケットボール、五輪など、スポーツを中心に増刊の編集にも携わっています。

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