俳優の山田裕貴と元乃木坂46で女優の西野七瀬の熱愛が7月20日号の女性セブンで報じられたことは、大きな反響を呼んだ。2人は21年のNHKコント番組「LIFE!」で出演したことをきっかけに知り合い、同年の日本テレビ系刑事ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」でも共演。同誌によると、共通の趣味であるオンラインゲームで距離を縮め、今年に入って交際が始まったという。山田は10日に自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送ラジオ「山田裕貴のオールナイトニッポンX」で、西野との真剣交際が報道された件について言及。「ただ、ただ、ただ一つ僕が言えることは両者温かく、そっと見守ってくれると、うれしいです。もう本当にこれに尽きます」と堂々と認めている。
SNSの普及で出会いの在り方や、男女の距離の縮め方も多様化している。前述の女性は、出会いが目的ではなかった。仲間と協力して敵を倒すロールプレイングゲームが楽しく、気づいたら交際男性と協力して一緒にプレーする時間が長くなっていたという。
「彼も女性との出会いが目的でなく、ゲームが純粋に楽しかったからやっていたと言っていました。お互い恋愛にガツガツしていなかったのが良かったのかもしれません。今も一緒にゲームしていますよ。お互いインドアなので、どこか行こうと無理しなくていい。結婚の話もしています。親には彼とオンラインゲームで知り合ったことを伝えています。隠すことではないですしね。顔が分からないオンラインゲームで知り合った人と会うことに危険があるという意見は理解できます。危険な目に合わないように注意する必要はあると思いますが、色々な出会い方があっていいと思います」
一昔前は、マッチングアプリやオンラインゲームで知り合った異性と交際することに抵抗がある風潮だったが、その価値観は時代の流れとともに変わりつつある。少子化が進む中、この現実を注視する必要があるだろう。
(今川秀悟)