ジョシュア・レッドマン、<ブルーノート>よりアルバムのリリースが決定&先行シングルリリース
ジョシュア・レッドマン、<ブルーノート>よりアルバムのリリースが決定&先行シングルリリース
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 1991年の【セロニアス・モンク・コンペティション】で優勝し、これまで【グラミー賞】に11度ノミネートされたサックス奏者のジョシュア・レッドマンが、レーベル<ブルーノート>へ移籍後初のアルバム『ホエア・アー・ウィー』を9月15日にリリースする。

 今作は、自身初となるヴォーカル・プロジェクトで、ヴォーカルとしてガブリエル・カヴァッサを迎えて制作された。コンセプトに“アメリカに対する賛美と批評”を掲げ、シカゴやニューオーリンズ、アラバマなどアメリカ国内の特定の場所について歌ったオリジナルやスタンダード曲13曲が収録。ブルース・スプリングスティーンの「ストリーツ・オブ・フィラデルフィア」やジョン・コルトレーンの「アラバマ」などもプレイされている。

 バンドメンバーにはアーロン・パークス(P)、ジョー・サンダース(B)、ブライアン・ブレイド(Dr)を迎え、ゲストとしてニコラス・ペイトン(Tp)、カート・ローゼンウィンケル(G)、ピーター・バーンスタイン(G)、ジョエル・ロス(Vibes)が参加。先行シングル第1弾として「シカゴ・ブルース」が配信中だ。

 ジョシュア・レッドマンは「作品のコンセプトはとてもシンプルで、収録曲は米国の地理的な場所について歌っているか、少なくともそれについて言及している内容となっている。そして、程度の差こそあるけれど、バラード・アルバムでもあり、スタンダード・アルバムでもあり、社会的考察のアルバムでもあり、マッシュアップのアルバムでもあり、恐らくはトリビュート・アルバムのようなものでもあるんだ」と語る。

 また、今回共演したミュージシャンについては、「アーロン、ジョー、ブライアンという、地球上で最も崇高で抒情的で深くグルーヴする3人のミュージシャンを、リズム・セクションとして一緒に演奏したことがなかったにもかかわらず、遂に繋げることができたのは夢のようだった。そして、類まれなスタイル、誠実さ、魂を持つヴォーカリスト、ガブリエルとのコラボレーションは、変幻自在の体験だった。これは、私自身のプロジェクトでシンガーとレコーディングする初めての経験で、その中で自身の新たな音楽的役割を発見し、そこに挑むという挑戦を楽しんだんだ」とコメントしている。

◎リリース情報
アルバム『ホエア・アー・ウィー』
2023/9/15 RELEASE
UCCQ-1191 2,860円(tax in.)

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