AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2023年7月3日号では、末日聖徒イエス・キリスト教会でプロダクション・プロフェッショナルを務めるShuhaylla Tiemy Hamadaさん、エスパリアール合同会社・代表の濱田純哉さん夫婦について取り上げました。
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夫27歳、妻27歳で結婚。長男(8)、次男(6)、三男(3)と暮らす。
【出会いは?】ハワイで夫がアルバイトをしているときに、初めて妻と出会う。妻が学食に行く時間を把握して同じ時間に合わせて行ったり、妻が大学から帰るタイミングに合わせて図書館で待ち伏せしたりして、交際がスタート。
【結婚までの道のりは?】夫の結婚したい人リストに妻がぴったり合っていた。付き合いはじめて約5年で結婚。
【家事や家計の分担は?】家事は、ほぼ妻が担当。トイレ掃除、ゴミ捨て、掃除機がけ、シーツを洗うのは夫。家計は完全に一緒。
妻 Shuhaylla Tiemy Hamada[36]末日聖徒イエス・キリスト教会 プロダクション・プロフェッショナル
ハマダ シュハイラー・チエミ◆1986年、ブラジル出身。2012年に米・ハワイの大学を卒業。アジア北地域の20万人以上の信者に向けて英語、日本語、韓国語、モンゴル語でのウェブサイト制作と運営、SNSコンテンツやビデオ制作、広報活動などメディア全般を担当
夫とは大学生の時に一緒にツアーガイドのアルバイトをしていたのですが、とにかく賢く勤勉な人だと思いました。いつも誰よりもお客さんを楽しませようと全力投球で頑張っている姿は輝いていました。それでも夫を振り続けたのは、私のリストにはほぼ当てはまらなかったから(笑)。当時は牧師のような人と結婚したいと思っていました。でも、デートをして一番楽しかったのは夫でした。
夫は世の中に出て誰かのために何かをしたいというビジョンを持っていました。夫の考え方に触れるうちに、世界が広がるのを感じました。
夫は私をエンジェルだといいますが、それは夫が私のことを天使のように扱ってくれるからそうなろうと思えます。出会った時からずっと私の良さを引き出してくれています。私にとって夫は人生を明るく照らしてくれる太陽のような存在です。彼は今では私が描いた理想の男性像を超えて成長し続けています。これからも2人で仲良く生きていきたいです。