
「なにわ男子」の道枝駿佑さんがAERAに登場。昨年初主演を果たした映画「今夜、世界からこの恋が消えても」が記録的なヒット。アジアからも熱い注目を集める。もうすぐ21歳になるいま、自身の過去・現在・未来を語った。AERA 2023年7月10日号の記事を紹介する。
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本誌表紙フォトグラファー・蜷川実花が「大人になったね」と話しかけると、はにかみながら「21歳になります」と答えた。誕生日は7月25日。
「7月に入った途端、すごく特別な気持ちになる。しかも去年に引き続き、なにわ男子のアルバムが出る月でもあるので、いっそう特別感があります」
なにわ男子の2ndアルバムのタイトルは「POPMALL」。多様な店が入ったショッピングモールをイメージしたという。
「いろいろなジャンルの曲を楽しんでもらえるアルバムになりました。僕が特に気に入っている曲は『I know』。ゴリゴリのダンスナンバーの『LAI-LA-LA』という曲もあるんですが、それとはまた違った、ジャニーズらしいしなやかなダンスナンバーです」
ワクワクした表情でこう続ける。
「アルバムを出すごとにいろいろな挑戦ができるのがうれしい。年を重ねるにつれて表現の幅は広がっていくと思うので、これからどんな曲に巡り合えるのかが楽しみです」
役者としても飛躍を遂げ、主演映画「今夜、世界からこの恋が消えても」は中国や韓国でも大ヒットした。
「個人としても、なにわ男子としても、アジアに向けて活動していきたいという気持ちが強くなりました。僕をきっかけになにわ男子を好きになってくれる人が増えて、いずれアジアツアーができたらこの上ない幸せです」
家族の影響もあり、幼少期からジャニーズに魅せられ、憧れを原動力に邁進してきた。
「僕は言霊の力を信じています。今は韓国のエンタメが目に見えて盛り上がっていますが、もっともっと頑張って、ジャニーズの時代をもう一度作りたい」
口ぶりは穏やかながら、強い覚悟を滲ませて、そう宣言した。(ライター・小松香里)
※AERA 2023年7月10日号
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