2万円台という低価格をウリに“8インチWindowsタブレット”が続々登場している。メーカーへライセンスされる価格が安く、Windowsタブレットの低価格化を推し進めている「Windows 8.1 with Bing」を搭載した、これらのタブレットだがマイクロソフトオフィスが入ってない製品も少なくない。そして安い製品を販売する国産メーカーが少ない点に不満を感じる方もいるのではないだろうか。
そんな国産メーカーにこだわりを持つ人に朗報だ。秋葉原発のPCメーカー「マウスコンピューター」が12月24日、“8インチWindowsタブレット”の「WN801V2-BK」を発売した。2万5800円(送料込み、税別)という価格で、「Office Home and Business 2013」を搭載しているのが特徴だ。
CPUにはインテルAtom Z3735Fを採用。2GBのメモリー、32GBの本体容量、128GBまで対応できるmicroSDカードリーダーを搭載している。
このほか、前面と背面に192万画素のWebカメラ、microUSB(2.0)端子、mini HDMI出力端子を備える。Wi-Fi対応の無線LAN(IEEE 802.11 b/g/n)とBluetooth 4.0対応の無線通信機能がある。色は黒のみ。
類似品にはDELLの「Venue 8 Pro 3000」があるが、こちらはメモリーが1GBと心もとない。このモデルにも「Office Personal 2013」は搭載されているが、PowerPointが入っていない。一方、今回の製品はメモリーが2GBで、PowerPointも含めてオフィス製品が一通り使えるので、お買い得だろう。
Windowsタブレットを購入しようと迷っている方は、”格安”国産メーカーの製品を選択肢に入れてみてはどうだろうか。