イルミネーションに彩られたロマンチックな12月も3分の1が過ぎ、いよいよクリスマスまで残すところ10日!
イブは「家族みんなで過ごす?」「ワイワイ仲間とホームパーティ?」「恋人と過ごす?」……。
クリスマスの過ごし方は千差万別ですが、パーティ準備や、料理の献立にあれこれ悩んでいる人にぜひ参考にしていただきたいのが「クリスマスマーケット」なんです。
日本でも多く開催されているクリスマスマーケットに足を運んで、今年のイヴはいつもよりグッと気分を盛り上げてみませんか?

小物をあれこれ揃えて気分を盛り上げよう
小物をあれこれ揃えて気分を盛り上げよう
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ヨーロッパの「クリスマス月間」ヨーロッパでは古くから、11月末に「アドヴェント(待降節)」と呼ばれるクリスマスの準備に入る習慣があり、ドイツを中心とする各国の街の広場でクリスマス用品の市(クリスマスマーケット)が開かれます。
もともとは厳冬を前に必要な物をまとめ買いするマーケットが起源といわれますが、現在ではクリスマスツリー用のオーナメントや親しい人へのプレゼント、手工芸品などを買い求める人でにぎわい、地元の人にとって冬の大きな楽しみのひとつとなっています。食べ歩きも楽しいクリスマスマーケットヨーロッパで開催される歴史あるクリスマスマーケットでは、ショッピングに並んで、屋台料理が訪れる人の大きな楽しみとなっています。
屋台では、はちみつなどを加えるホットワイン「グリューヴァイン」や、甘い香りのスパイスやドライフルーツ、ソーセージといったクリスマスの定番メニューがやはり主流。
クリスマスマーケット発祥の地といわれるドイツでは、地方ごとのシュトレン(クリスマスシーズンに作られる伝統的なイースト菓子。本国ではアドヴェント期間に味の変化を楽しみながら少しずつ食べる)をはじめ、数え切れないほどのご当地グルメの屋台がずらり。どれも手頃な価格とあって、マーケットは多くの人で賑わっています。クリスマスマーケットは日本でも楽しめる 最近では、ヨーロッパ各地のクリスマスマーケットを訪れるパッケージツアーもありますが、日本にいながらにして現地さながらのクリスマスマーケット楽しむことも可能。
中には、本場さながらの雰囲気を味わえる大がかりなものから、ショッピングモールや施設内で開催されるものまで、大都市を中心に全国各地でマーケットが開催。マーケットでは、本格的なシュトレンや日持ちするビン詰め食材など、クリスマスにぴったりのごちそうも手に入るので、近くで開催されているマーケットを調べて足を運び、ひと足早くクリスマス気分にひたってみては?準備から始まるクリスマスの楽しみ方日本ではクリスマスイブにローストチキンやフレッシュケーキを用意して、家族や恋人、気の合う友人とにぎやかに楽しむ過ごし方が定番ですが、忙しい人ほどパーティ本番に向けて、ひとつひとつの準備やプロセスをじっくり少しずつ楽しむヨーロッパ式がおすすめといえそうです。
また、クリスマスマーケットは、食材だけでなくクリスマスらしい演出の宝庫といえるので、どんな人にとっても出かける価値は大。自分らしいクリスマスを楽しむヒントを見つけて、素敵なときを過ごしてくださいね。