『10月29日はなんの日?』天才ギタリスト、デュアン・オールマン 没後48年
『10月29日はなんの日?』天才ギタリスト、デュアン・オールマン 没後48年

 10月29日はオールマン・ブラザーズ・バンドのリーダー/ギタリストとして知られるデュアン・オールマンの命日。

 デュアン・オールマンは1946年11月20日、アメリカ・テネシー州ナッシュヴィル生まれ。10代の頃から弟のグレッグとともにR&B/ロックンロールの魅力に取り憑かれ、スタジオ・ミュージシャンを経てオールマン・ブラザーズ・バンドを結成し、1969年に『オールマン・ブラザーズ・バンド』でデビュー。以降は精力的にツアーをおこない、一躍アメリカのロック界を牽引するバンドとなった。しかし、デュアンは人気絶頂の最中にあった1971年10月29日、交通事故により24歳という若さで早すぎる死を迎えてしまう。直前の7月には、ライブ・アルバムの金字塔としてロック史に刻まれる名盤『フィルモア・イースト・ライヴ』を発表・ヒットさせたばかりだった。

 活動期間は短いものの、スタジオ・ミュージシャンとして、オールマン・ブラザーズ・バンドのリード・ギタリストとして数々の名演を残しており、なかでもスライド・ギターの天才的プレイはデュアンのトレードマーク。エリック・クラプトンの代表曲のひとつに挙げられるデレク・アンド・ザ・ドミノスの「いとしのレイラ」での名演でも知られている。