『10月11日はなんの日?』ダリル・ホールの誕生日、ホール&オーツ2019年ツアー終了
『10月11日はなんの日?』ダリル・ホールの誕生日、ホール&オーツ2019年ツアー終了

 10月11日はホール&オーツとしての活動で知られるダリル・ホールの73歳の誕生日。

 ダリル・ホールことダリル・フランクリン・ホールは1946年10月11日、アメリカ・ペンシルベニア州生まれ。学生時代からの友人、ジョン・オーツとともにブルー・アイド・ソウル・デュオを結成し、1972年にデビュー。アルバム『ダリル・ホール&ジョン・オーツ』(1975年)、初の全米ビルボードNo.1シングルとなった「リッチ・ガール」(1977年)を筆頭に「イッツ・ア・ラーフ」(1978年)、「ウェイト・フォー・ミー」(1979年)など多数のヒット曲を生み出し、ブルー・アイド・ソウルの旗手として人気を博した。そして、1981年には「キス・オン・マイ・リスト」「プライベート・アイズ」「アイ・キャント・ゴ・フォー・ザット」の3曲を全米ビルボード・チャートのTOPに送り込み、その人気を不動のものに。AORブームを牽引するスーパー・デュオとして、全米はもちろん日本でも絶大な支持を獲得した。

 1991年にはデュオでの活動を休止し、各自ソロ活動やプロデューサーとしての活動へとシフト。ダリル・ホールはその間に2枚のソロ・アルバムを発表している。その後、ふたたび再結成を果たしたホール&オーツは、2000年代に入ってからも新作を発表し、2014年には【ロックの殿堂】入りも。現在もお互いのソロ活動と並行してデュオでのコンサートをおこなっており、昨年はトレインとのコラボでホール&オーツとしては約15年ぶりとなる新曲「Philly Forget Me Not」をリリース。

 2019年は3月に米ラスベガスでのレジデンシー公演、4月から9月にかけて【Real Deal 2019】と題し欧州のほか初の南米、そしてアメリカ各地を巡るコンサート・ツアーを行っており、9月28日に米・オクラホマ州サッカーヴィル公演でフィナーレを迎えている。