USBポートを使う製品は実に増えた。例えば、パソコンにUSBケーブルを接続してスマートフォンやタブレットを充電している人もいるだろう。スマホだけではない。扇風機や照明機器、加湿器、さらにはカップウォーマーなど、デスクトップ周りで使えるさまざまな製品がパソコンに接続できるようになっている。このようなグッズを自宅や会社で利用している人も少なくない。
ただ、このような製品が増えれば、USBポートがたくさん必要になる。パソコン本体に標準装備されているUSBポートの数は、数個程度だ。薄型ノートパソコンは、2~3個しかない。たくさんのUSBハブを買い足していく手もあるが、かさばって場所を取ってしまう。
そんな問題を解決してくれそうな商品が現れた。11月中旬から発売を予定するセンチュリーの「USB3.0 Hub名人 十六段」(型番:CHM-U3P16)だ。将棋の名人のような商品名だが、その名はだてではなく、USBポートが16個もあり、その全てがUSB3.0に対応する。ポートのひとつひとつには、LEDランプがあり、使用状況が一目で分かる。また、裏面にはマグネットがあり、スチール製の机の側面に取り付けることもできる。
そして、さらに特徴的なのが、スマートフォンなどの急速充電(対応機種のみ)に役立つ「チャージモード」だ。このモードは赤で色分けされた特別な4つのポートで利用でき、モードをオンにすると、通常の2倍の電力供給が可能になる。価格は、直販サイトで2万1384円(税込)となっている。