2019年1月28日付(集計期間:2019年1月14日~2019年1月20日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、Little Glee Monsterの1年ぶり、通算4枚目のオリジナル・アルバムとなる『FLAVA』が総合首位で初登場した。
『コカ・コーラ』2018年イメージ・ソングに起用された「世界はあなたに笑いかけている」や、2018年3月に公開された映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』エンディング・テーマの「ギュッと」など、全12曲を収録した『FLAVA』は、初週48,428枚を売り上げてCDセールス1位、2,310DLを売り上げてダウンロード5位、ルックアップは14位をそれぞれマーク。ダウンロードは他トップ5作品の後塵を拝する形となっているが、収録曲「世界はあなたに笑いかけている」が当週ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で18位に入っており、中でもダウンロードが11位と高ランクをマークしていることから、アルバムのダウンロード・セールスも今後伸びていくかもしれない。本作のリリース後も「I BELIEVE」や「ハピネス」といった収録曲のタイアップ情報が発表されており、結果的に収録アルバムの訴求が進んでいく展開になれば、次週以降も上位を維持することができるだろう。
初登場から前週まで4週連続で総合首位を獲得していた星野源『POP VIRUS』は、惜しくも5連覇を阻まれてしまったものの、当週は10,372枚を売り上げてCDセールス5位、3,252DLを売り上げてダウンロード2位、ルックアップは1位とまだまだ需要の高さを誇っており、総合順位は2位をマーク。
続いて、クイーン『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』がロングヒット継続中で総合3位に入った。11,816枚でCDセールス4位、3,867DLでダウンロード1位、ルックアップ8位と、セールスの根強さは特筆すべきだろう。ダウンロードは前週比89%だが、勢いが少々落ち着いてきた星野源『POP VIRUS』を約600DLの僅差で上回り、相対的に前週から順位を上げ、7週ぶりに1位返り咲きを果たしている。
King Gnuの2ndアルバム『Sympa』は、17,443枚を売り上げてCDセールス3位、2,432DLを売り上げてダウンロード4位、ルックアップは20位となって総合4位にデビュー。日本テレビ系『バズリズム02』の企画“これはバズるぞ!2019”で1位に選ばれるなど、ここ最近のメディア露出や口コミでバイラル化していたこともあって、2017年10月リリースの1st『Tokyo Rendez-Vous』が前週88位で、ついに自身初のトップ100入りを果たしたばかりだったので、今回で当チャート自己最高位を大きく更新したことになる。また『Tokyo Rendez-Vous』は当週36位にまで浮上しており、新作と過去作が足並みを揃えて好チャート・アクションを見せていることからも、新規リスナーを着実に増やしていることがよく分かる。
そのほか、トップ10内の初登場作品としては、HoneyWorksがプロデュースする男性アイドル・ユニット、LIP×LIPの1stアルバム『どっちのkissか、選べよ。』が6位、AAAの末吉秀太が“Shuta Sueyoshi”名義で発表した2ndソロアルバム『WONDER HACK』が8位にそれぞれ登場している。
◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『FLAVA』Little Glee Monster
2位『POP VIRUS』星野源
3位『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』クイーン
4位『Sympa』King Gnu
5位『BOOTLEG』米津玄師
6位『どっちのkissか、選べよ。』LIP×LIP
7位『クイーン・ジュエルズ』クイーン
8位『ANTI ANTI GENERATION』RADWIMPS
9位『WONDER HACK』Shuta Sueyoshi
10位『THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP』DA PUMP
11位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム スペシャルユニットドラマCD 真斗・カミュ・瑛二』聖川真斗(鈴村健一),カミュ(前野智昭),鳳瑛二(内田雄馬)
12位『Life is going on and on』MISIA
13位『グレイテスト・ヒッツ』クイーン
14位『ALL TIME BEST 1998-2018』コブクロ
15位『永遠の花』ハルカミライ
16位『YANKEE』米津玄師
17位『青春のエキサイトメント』あいみょん
18位『18edge』(オムニバス)
19位『Love Collection 2~pink~』西野カナ
20位『teeter』須田景凪