小学生の3人に1人は持っているといわれる携帯電話。

 親にとっては安否確認や連絡に役立つ半面、子どもの過剰なメールや危険なサイトへのアクセスなど、親として気がかりな点もあるはずです。

 子どもに携帯電話を安全に使わせるためにも、利用に関するルールを親子でしっかりと話し合ってみませんか。

■ルールを決めてしっかり守る

 携帯電話は、親がその必要性を感じる前に、子どもが欲しいと言い出したら、「なぜ欲しいのか」「何に使うのか」という思いに耳を傾けましょう。その上で、使う上でのルールや責任をきちんと納得させることが大切です。

 その際に大事なポイントは、「場所」「機能」「相手」「時間」「料金」「マナー」の6つ。左のポイント欄を参考に、使用する際のルールを親子でしっかりと話し合いましょう。

 また、ルールは守らなければ意味がありません。ルール違反があったときは1回目でイエローカード、2回目にはレッドカードで1週間は使用禁止にするなど、守るための工夫も必要です。

■フィルタリングで安全対策

 子どもに安心して携帯電話を使わせるには、サービスで提供されている機能を活用することも大切です。その一つが、出会い系サイトやアダルトサイトといった子どもにとって有害なサイトへアクセスできないようにする「フィルタリング」機能です。

フィルタリングとは、アクセスしようとしたサイトに未成年者に有害な情報が含まれていないかどうか、サイトに含まれるキーワードから判断し、問題があれば自動的にストップする仕組みのこと。携帯電話通信会社それぞれが無料で提供していますので、ぜひ利用したいものです。

安心・安全のためのポイント1
<絶対してはいけない携帯電話の与え方>

●「友だちが持っているなら」と安易に考える
●お父さんが「株を上げるために」買う
●「親が知らないうちに」祖父母が与える

安心・安全のためのポイント2
<子どもと一緒にルールを設けよう>

【場所】
 自分の部屋に持ち込むことを許すと、長時間使う原因に。必ず、親の目の届く範囲で使うようにしましょう。
[具体策]
●子ども部屋では使わない
●保管は親の目の届く居間にする

【機能】
 自分の部屋に持ち込むことを許すと、長時間使う原因に。必ず、親の目の届く範囲で使うようにしましょう。暗証番号は親が管理し、勝手にダウンロード購入などができないようにします。使わせたくない機能はあらかじめ契約時に外しておきましょう。
[具体策]
●メールは両親が確認してから
●ネットは極力使わない

【相手】
 家族や友だち以外の知らない人に電話したり、電話を受けたりしないようにします。メールも、知らない人とのやり取りは禁止しましょう。
[具体策]
●家族限定(祖父母含む)にする
●友だちは親も知っている範囲に

【時間】
 家庭内では、決められた時間帯だけ使うようにし、食事など家族との団らん時には、使わせないようにしましょう。
[具体策]
●深夜や食事中は使わない
●通話は必要なときに短く

【料金】
 利用料について話し合い、金銭感覚を身につけさせましょう。月ごとに支払う料金を決め、オーバーしたらペナルティを与えてもいいでしょう。
[具体策]
●利用料の話をきちんとする
●利用料が極端に上がったら解約も

【マナー】
 親が率先してマナーを守ってみせることも重要です。相手を傷つけないメールの言葉づかいや表現などにも気を配りましょう。
[具体策]
●電車やバスではマナーモードに
●歩きながらメールしない

安心・安全のためのポイント3
<小学生の間は「フィルタリング」を>

 インターネットのサイトは携帯電話からも自由に見ることができますから、小学生の間は「フィルタリング」機能が必須となります。機能には「ホワイトリスト」と「ブラックリスト」の2つの方式があります。

【ホワイトリスト】
 携帯電話会社が認めた、安全なサイトのみアクセスできる方式。すべてのサイトが事前に審査され、厳しい監視のもとに運営されています。そのため、塾やクラブなどの連絡用に使っている掲示板などにアクセスできなくなることも。

【ブラックリスト】
 青少年にとって有害なコンテンツや、犯罪に関連したコンテンツなどを自動的にブロックする方式。ほとんどの場合において安全ですが、ごくまれに有害なサイトがフィルタリングをすり抜けて表示される場合があります。

AERA with Kids × ミサワホーム

その他にも住まいに関するコラムがたくさん!
homeclub.misawa.co.jp/column/