ラウル・ミドン、メトロポール・オーケストラとの新作『イフ・ユー・リアリー・ウォント』本日発売!来日ツアーは明日よりスタート
ラウル・ミドン、メトロポール・オーケストラとの新作『イフ・ユー・リアリー・ウォント』本日発売!来日ツアーは明日よりスタート
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 明日から来日ツアーをスタートする盲目のシンガー・ソングライター/ギタリスト、ラウル・ミドン。オランダの名アンサンブル、メトロポール・オーケストラとの共演を実現させた新作『イフ・ユー・リアリー・ウォント』が本日(2018年9月6日)発売された。

 2005年にスティーヴィー・ワンダーらをゲストに迎えたアルバム『State Of Mind』で鮮烈なデビューを飾ったラウル・ミドン。前作の『Bad Ass and Blind』以来、ちょうど一年振りとなる本作では、オーケストラとの共演を実現させた。メトロポール・オーケストラといえば、古くはエラ・フィッツジェラルド、ディジー・ガレスピーのようなジャズ界の大巨匠との共演も果たしたほか、現代ジャズを代表するスナーキー・パピーとも共演。また、エルビス・コステロやボノといったポップス界のスター、イヴァン・リンスやエドゥ・ロボのようなブラジルを代表するシンガーに至るまで、活動範囲は幅広く、現代屈指のオーケストラ・サウンドを聴かせるアンサンブルだ。

 また本作では、コンダクターをつとめる鬼才ヴィンス・メンドゥーサに加え、昨年、メトロポール・オーケストラと共演ライブが実現し、作品もリリースした挾間美帆もアレンジを提供しているところも注目すべき点だろう。今作の収録曲は全10曲。ルイ・ヴェガとの共作によるラテン・フレーヴァーがあふれる「Sunshine」や、ダニ・ハサウェイに捧げた「Sittin' in the Middle」といった初期の人気曲から、『Don’t Hesitate』に収録された胸にしみる名バラード、昨今のライブで演奏される楽曲まで、名曲揃いとなっている。また、全体を通して、希望を託すようなポジティヴなメッセージに富んだ楽曲が選ばれている点も特徴的だ。

 ラウルが描く世界を、アンサンブルがダイナミックに後押しし、ストリングスとの美しい響きに、繊細さを感じさせる表現など、ソウルを核として、ジャズ的な要素、AOR的な側面もあわせもったラウルの魅力があふれる一作となっている。

◎リリース情報
ラウル・ミドン『イフ・ユー・リアリー・ウォント』
2018/09/06 RELEASE
KKP-1046 2,315円(tax out.)
※日本語帯、解説付

◎来日公演情報
【ラウル・ミドン】
2018年9月7日(金)
ビルボードライブ東京
1stステージ 開場17:30 開演19:00
2ndステージ 開場20:45 開演21:30
詳細:http://www.billboard-live.com/

2018年9月9日(日)
いわてJAZZ 2018
開場15:30 開演16:00
http://www.iwate-kenmin.jp/

2018年9月10日(月)
ビルボードライブ大阪
1stステージ 開場17:30 開演18:30
2ndステージ 開場20:30 開演21:30
詳細:http://www.billboard-live.com/