スティーリー・ダン、ライブで故ウォルター・ベッカーを追悼
スティーリー・ダン、ライブで故ウォルター・ベッカーを追悼

 創立メンバーでギタリストのウォルター・ベッカーが2017年9月3日に死去してから、初となる全米ツアーを行っているスティーリー・ダンが、ウォルターのソロ・アルバム『11 Tracks of Whack』収録の「Book of Liars」をライブでパフォーマンスした。この曲がスティーリー・ダンのライブで演奏されるのは、約22年ぶりとのことだ。

  Orillia Packet&Timesとの最新電話インタビューで、ドナルド・フェイゲンは、「ここ何日かやってるんだ」と話し、「ウォルターの若い頃の写真をいくつか映し出して。こんな風にセンチメンタルになるのは嫌なんだけれど、観客がありがたく思ってくれているようでね。とてもいい試みだと思うよ……彼の方が私より上手く歌っていたけれど、私なりに頑張ってみたんだ」とウォルターの楽曲を演奏していることについて語った。

 さらにインタビューで、ウォルターの病気についても触れた。「ウォルターは、多分、最低でもこの5年間重病だった」と話し、「それにも関わらず彼は前へ進み続けた。彼はただただ演奏がしたかったんだ。それが彼の人生だった」と67歳で亡くなってしまったバンドメイトについて語った。


◎ファンによる映像
https://youtu.be/q_Y1JIOyRQY