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今シーズンは太平洋側も冬晴れが続かず、東京地方では乾燥注意報は12月からきょう(1月21日)までに、たった2日しか発表されていません。統計が残る1967年以来、今シーズンは、最も少ない発表となる可能性があります。

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東京地方 乾燥注意報の発表はたった2日

日本付近は、12月から冬型の気圧配置になっても一時的で、例年に比べて低気圧や前線が通過することが多くなっています。このため、太平洋側でも曇りや雨の日が多くなりました。太平洋側では例年ではこの時期は空気が乾燥し、連日のように乾燥注意報が発表されます。ただ、今シーズンは東京地方(諸島部除く)では12月からきょう(1月21日)までに乾燥注意報が発表されていたのは、日本付近が冬型の気圧配置になった1月5日から、大陸から移動してきた高気圧に覆われた6日にかけての、たった2日です。

(東京地方の乾燥注意報は、最小湿度25%以下、実効湿度50%以下になると予想される場合に発表されます。)

この先もぐずつく

向こう一週間は、冬型の気圧配置どころか、23日(木)以降は本州付近に前線が停滞する日が続く見込みです。23日以降は、この時期としては珍しく、曇りや雨の日が続くでしょう。気象庁の資料によると、統計が残る1967年以来、東京地方で12月から1月に乾燥注意報の発表が10日未満だったことはありません。今シーズンは、最も少ない発表となる可能性があります。