岩波書店の広告を見てびっくりした。岩波文庫で『自選谷川俊太郎詩集』が出たのだ。岩波文庫といえば文庫の王様、古典・名作の宝庫である。なんとなく物故者の入る文庫というイメージがあって、「えっ!谷川さん、ピンピンしているのに」と思った。 もちろん岩波文庫に物故者限定のルールがあるわけではない。以前、『寒村自伝』が岩波文庫に入った時、荒畑寒村が大いに喜んだという話を聞いたことがある。 谷川俊太郎の…
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岩波書店の広告を見てびっくりした。岩波文庫で『自選谷川俊太郎詩集』が出たのだ。岩波文庫といえば文庫の王様、古典・名作の宝庫である。なんとなく物故者の入る文庫というイメージがあって、「えっ!谷川さん、ピンピンしているのに」と思った。 もちろん岩波文庫に物故者限定のルールがあるわけではない。以前、『寒村自伝』が岩波文庫に入った時、荒畑寒村が大いに喜んだという話を聞いたことがある。 谷川俊太郎の…
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