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台風周辺の湿った空気により、2日、3日は西日本を中心に激しい雨。4日以降は東海や関東以北にも発達した雨雲がかかりそう。

台風18号の進路は

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台風18号はきょう1日(火)午後3時現在、東シナ海を北上しています。九州や四国、本州は台風から離れているものの、暖かく湿った空気が流れ込み、午後は中国地方や紀伊半島で局地的に雨雲が発達しました。台風は、あす2日(水)は進路を東よりに変えて、朝鮮半島へ近づくでしょう。発達のピークは過ぎており、3日(木)は温帯低気圧に変わって、日本海を東へ進む見込みです。台風が本州に直撃することはなさそうですが、油断はできません。台風は雨雲の元となる暖かく湿った空気をたっぷり運んでくるため、あす2日(水)以降は雨の範囲がさらに広がるでしょう。

水曜 西日本は局地的に激しい雨

あす2日(水)は、九州から近畿にかけては午後を中心に所々で雨雲が発達しそうです。道路が川のようになるほど激しく降る所もあるでしょう。また、九州や中国地方を中心に風が強まります。沿岸部では風にあおられて転ぶ人もいるくらい強い風の吹く所がありそうです。東海や北陸、甲信も雨雲のわく所があるでしょう。関東は雲が厚くなりますが、雨が降ることはほとんどなさそうです。東北、北海道は晴天が続くでしょう。

木曜から金曜 強雨エリア西から東や北へ

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3日(木)、台風は前線を伴うようになり、次第に温帯低気圧に変わる見込みです。4日(金)は低気圧の東進に伴って、寒冷前線が本州を通過します。強い雨の範囲も西から東へと移るでしょう。4日(金)に日付が替わる頃からは東海や北陸でも一時的に雨脚が強まり、関東甲信も午後は局地的に発達した雨雲がかかる可能性があります。また、南風が強まるため、体が濡れやすい雨となるでしょう。東北や北海道は4日(金)夜から5日(土)朝にかけて雨や風が強まりそうです。台風(または温帯低気圧)の進む位置や速度によって雨や風が強まる時間が変わってきますので、最新の情報を確認してください。