今月6個目の発生となった台風18号。今後、海水温の高い海域を北上し、強い勢力で日本に近づく恐れあり!台風18号の動向に警戒を!
今月6個目の発生
今月6個目の発生となった台風18号。28日正午現在、フィリピンの東の海上を1時間におよそ35キロの速さで西北西へ進んでいます。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から半径390キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いています。
沖縄は週明け早々 大荒れに警戒!
■高波
沖縄地方の沿岸ではあす(29日)には台風からのうねりが入り、波が高くなる予想です。特に先島諸島ではあす波の高さが5メートルのしけが予想されます。翌月曜日(30日)はさらに波が高くなり、先島諸島では猛烈なしけ(波の高さ9メートル超)となり、水曜日(10月2日)にかけて大しけの状態が続くと見られます。
■風
先島諸島と沖縄本島地方では台風が接近する月曜日(30日)には東よりの風が強まり、台風進路に近い先島諸島では猛烈な風が吹く予想です。沖縄本島地方でも台風の進路によっては、暴風となるおそれがあります。
■雨
先島諸島では月曜日(30日)から火曜日(10月1日)、沖縄本島地方では火曜日は警報クラスの大雨になる恐れがあります。
■防災事項
海水温の高い海域を北上するため、発達しながら日本に近づくおそれがあります。特に先島諸島には強い勢力でかなり接近する恐れがあります。暴風や高波に厳重な警戒が必要です。大雨による土砂災害や低地浸水、河川増水などに十分な注意が必要です。
また、週の中頃は、日本列島に近づく可能性があります。台風18号の動向には十分な注意をお願いします。