
もちろん、みんなと仲よくするのが悪いことだとは言いません。とはいえ、幼いころから、過度に周囲の人に好かれるよう気を使いすぎるクセをつけてしまうのも、考えものではないでしょうか。
有名な歌に、「友達百人できるかな」という歌詞がありますが、大勢の人に好かれようと考えすぎてしまって、大人になってから「行動できない」理由につながってしまうことがあるわけです。 そう考えると、友達の人数は関係なく、たとえ一人二人でも、仲がいい子がいれば十分ではないかと思います。
■自分の気持ちをもっと大切に
スティーブ・ジョブズの有名な言葉に、「他人の意見という雑音によって、自分の内なる声が消されないようにしてください」といったものがあります。
「他人の目を全く気にするな」というのは難しいでしょう。しかし、私たちはもう少し、周囲からの評価を気にせずに、自分の気持ちの声に耳を傾けていけるよう、考え方を改めてもよいのではないでしょうか。