安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「マネージャー」。今のマネージャーとはもうかれこれ10年の付き合いになるというクロちゃん。関係は良好で、時には父親や友人のように思えるほど仲が良いようだが、出会った当初は、キツく注意を受けることもあったという。クロちゃんがやってしまった失敗とは?
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タレントによって、マネージャーとの付き合い方は、さまざま。ドライな関係をのぞむ人もいるし、信頼関係を築きたい人もいる。どちらがいいとかは一概にはいえない。ただ、ボクの場合は、マネージャーとは仲良くなることのほうが多い。関係性が密になったほうが仕事はやりやすいからね。
今のマネージャーとも関係性は良好。ちなみに、今のマネージャーは、歴代のマネージャーの中で、最も長い期間、安田大サーカスについてくれている。もう10年くらいになるかな。仕事に関しても信頼しているし、気を使わず何でも話せるから、一緒にいても楽。だから、時には、マネージャーの範疇以上のことも任せてしまうこともある。ボクは、かなりだらしない男だからね(笑)。
例えば、ボクの新しい携帯を買ってきてくれたり、PCデータのバックアップをとってくれたり、引っ越しの時にカーテンを買ってきてくれたり、ボタンがとれた洋服にボタンを付け直してくれたり、とにかくいろいろ(笑)。マネージャーであり、時にはお父さんのようでもあり、友達のようでもある、そんな存在。
ボクは、タレントにとって、マネージャーの存在は、かなり重要だと思っている。タレントにいくら魅力があったとしても、マネジメントがしっかりしてないと、仕事は増えないだろうし、減る可能性だってある。相手とのパイプ役になるのは、結局はマネージャーだからね。事前の打ち合わせや現場で態度が悪かったり、話しかけにくいオーラが出ていたり、対応が遅かったりしたら、相手だって、きっと次の仕事はふりにくいよね。正直、今までのマネージャーの中には、そのあたりの対応が下手な人もいた。その時は、ボクも少し不信感を持ったこともあった。そうなると、仕事ってどうしてもやりづらい。せっかく、いろんな現場で一緒にいることが多いんだから、やっぱり、マネージャーとは、足並みそろえて頑張りたいなって思う。