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このところ、すっかり春めいてきた日本列島。このまま本格的な春を迎えそうな勢いです。この先の気温の傾向についてまとめました。

土曜は北風冷たい 日曜は朝の冷え込み注意

今週は比較的気温の高い日が多く、各気象台では梅やタンポポの開花が観測されたり、ウグイスやヒバリの歌声が聞こえ始めたりと、季節の歩みを感じられました。この週末も最高気温は3月並みの所が多いでしょう。ただ、23日(土)は一時的に冬型の気圧配置となって、北西の風が強まるため、日が傾く夕方以降は風が冷たく感じられそうです。翌24日(日)は冬型が緩んで高気圧に覆われるため、朝は内陸部を中心に冷え込みの強まる所があるでしょう。

来週以降も高温傾向

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21日発表の1か月予報によると、この先も全国的に気温の高い状態が続くでしょう。特に3月はじめにかけては平年よりかなり高くなり、北海道や東北でも日中はプラスの気温の続く所が多い見込みです。雪の多く積もっている所や、地震で揺れの大きかった所では、引き続き雪崩に注意が必要です。関東から九州は最高気温が10度以上の所が多く、昼間に手足がかじかむほどの極端な寒さとなることはないでしょう。ただ、来週中ごろは関東を中心に、この時期としては少し冷たい空気が流れ込む可能性があり、曇りや雨だと日中にあまり気温が上がらないかもしれません。寒くなっても一時的ですが、天気によっては寒暖差が大きくなったり、風向きによっては体感温度が低くなることもありますので、最新の天気予報をご確認ください。なお、来週25日には3か月予報(3月~5月の天候の特徴)や、暖候期予報(夏の天候の見通し)が発表されます。