1月は晴天が続いた東京都心ですが、ここ10日間はあまり晴れていません。14日までの10日間の日照時間の平年比は、東京では54%。千葉市や横浜市は50%以下です。
いつもと違う 1月に比べて 最近は青空不足
2019年1月は、関東では南部を中心に、晴れた日が多くなりました。東京都心では、1月の日照時間は222.2時間と、平年1月のおよそ1.2倍でした。2月に入っても、立春までは、連日、晴天だったのですが、5日頃から日照時間の少ない日が続いています。2月14日までの10日間の日照時間を平年と比べると、東京都心は54%、千葉市は48%、横浜市は47%となっています。いつもの年ですと、2月は、まだ冬型の気圧配置の日が多く、関東など太平洋側ではスッキリ晴れる日が多くなるのですが、今年は少し違っているようです。
なかなか晴れない 理由は
晴れの日が少ない理由は、このところ、関東の南で小さい低気圧が発生することが多いから。低気圧に伴う雨雲は、ほとんどが海上ですが、低気圧に近い関東南部ほど雲が広がりやすくなっているのです。15日も、夜になると、関東の南東海上に、低気圧が発生する予想です。このため、関東は沿岸部ほどスッキリしない天気が続くでしょう。15日の午後は千葉や茨城で、雨のぱらつく所があり、雪のちらつく可能性もあります。都心は曇りマークがずらーっと並んでいますが、都心にも一時的に弱い雨雲が流れ込んでくることも考えられます。ただ、この天気もいったん15日まで。週末は天気が回復へ向かい、日曜日にかけて、日差しが増えそうです。