お友だちと夕ご飯を一緒に食べたりして遊ぶときは、早く寝るのは無理なので、割り切ってます。7時半とか、8時半の解散になりますから。そういう日は絵本を読まないで「明日の朝読もう」とか、読んでも「めっちゃ短いやつね」とか言いながら、できるだけ早く寝るように努めています。
早く寝ると良いこともあります。息子は6時に目が覚めるので、毎朝、「ママ、起きよ」って言いながら、私を起こしてくれます。チューしながら起こしてくれるときは天使のようです。
ただ、叫びながら「起きて―!」とか言われて、髪の毛を引っ張られながら怪獣に起こされるときもあります。私も起こされてから、15分くらい粘ったりしますからね。今日は髪を引っ張られながら「痛いって!(怒)」みたいな感じで起きました。
早く寝かしつけるモチベーションは「子どもの成長のため」ではなくて、「自分のため」です。自分の時間を持てないと本当に辛いんです。疲れているときは子どもと一緒に寝落ちしないように必死です。
息子が寝た後は、洗濯物を片づけたり、食器洗いをして、ソファで携帯を触ったりしながら、リラックスタイムです。ryuchellが帰ってくるまで待つこともあれば、帰りが遅いときは、9時とか10時に寝ますね。
規則正しくできなくて悩んでいるママもいると思いますが、夜ゆっくりで朝もゆっくりなら、それはそれでいいんじゃないかなと思います。
なかなか寝てくれないって悩みもありますよね。私も2年くらい前に、ベッドには行くけど、全然寝てくれないという時期がありました。「もう嫌だ」と思いながら、泣いていたときもありました。
友だちが悩みを聞いてくれて、私の誕生日プレゼントに、天井に映すビデオをくれたんですね。それを使ってみようと思ったんですが、「逆にテンションあがって寝れないよな」とか思いながら、お蔵入りしました。
いつからかは忘れましたが、いつの間にか寝るようになりました。おねしょもなかなか終わらず苦労しましたが、子育てはどんなに頑張ってもどうしようもないことってたくさんあるなと思います。
子育ての悩みって「いつか終わる」なんて言われて、当事者としては「いつ終わるんだ」と悩んだりしてましたけど、いま振り返ると、本当にいつか終わるんだなって実感しましたね。
(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)