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今日(27日)の道内の予想最高気温は、広く4月中旬から下旬並みとなりますが、明日(28日)はさらに気温が上がります。3月としては記録的な暖かさとなる所もある見込みです。写真は先週の後志地方の羊蹄山の様子ですが、まだまだ雪が多く残っています。傾斜地でのなだれや屋根からの落雪、河川の増水などに注意が必要です。

気温は高いが風が強い

今日(27日)の予想最高気温は、日本海側やオホーツク海側を中心に昨日より4度前後高くなります。釧路や根室、苫小牧など太平洋側の沿岸で7度くらいの他は、12度前後の所が多いでしょう。広く日差しに恵まれますが、日中は札幌など風が強まり、体感的には一桁に感じられる所もあります。アスファルトに残る滑り止め用の砂利が風で巻き上げられてホコリっぽくなることもありそうです。気になる方はマスクなど対策があってもいいでしょう。

明日は7月並みの所も

明日(28日)はオホーツク海側で特に気温が上がります。網走の予想最高気温は19度と7月上旬並みとなり、紋別地方の遠軽では20度の見込みです。道内で3月に20度以上の気温が観測されたのは、統計開始以来1度しかなく、1923年の帯広で20度3分です。明日は記録的な暖かさとなりますが、積雪の多い地域では、なだれや屋根からの落雪が起こりやすくなります。さらに、雪解け水によって河川が増水したり、地盤が緩んで土砂災害につながる可能性もあります。学生の方は春休み中かと思いますが、危険な場所には近づかないよう十分に注意して下さい。