きょう12日、北海道から本州の日本海側を中心に雪が降っていますが、太平洋側にも雪雲が流れ込んでいます。仙台では初積雪を観測。仙台市にある伊達政宗の銅像も雪をかぶり、仙台市内は一面雪景色となりました。このほか、近畿や中国、四国地方からも昨晩から初雪の便りが届いています。

撮影:東北支社 真木気象予報士
撮影:東北支社 真木気象予報士

★仙台で初積雪

きょう12日は、日本付近は強い冬型の気圧配置となっていて、北海道から本州の日本海側を中心に雪となっています。この雪雲は一部太平洋側にも流れ込んでいます。
仙台管区気象台によりますと、きょう12日、初積雪を観測しました。これは平年より4日、昨年より1日遅い観測となっています。今朝は、仙台市内は一面雪景色。仙台市の仙台城跡にある伊達政宗の銅像も雪をかぶりました。

今朝の仙台市内は一面雪景色
今朝の仙台市内は一面雪景色

★近畿や四国から初雪の便り

このほか、きのう11日の夜からきょう12日の朝にかけて、近畿や中国、四国地方から初雪の便りが続々と届きました。
岡山ではきのう11日の夜に初雪を観測しました。平年より7日、昨年より5日早い観測です。徳島からはきょう12日の未明に初雪の便り。これは平年より9日、昨年より4日早い観測となりました。また、和歌山では今朝、初雪を観測。平年より7日早く、昨年より33日早い観測で、近畿地方では今シーズン初となりました。
午後は太平洋側では一部で雪雲の流れ込む所がありますが、雪がおさまる所が多いでしょう。北海道と東北地方の日本海側を中心に風の強い状態が続き、雪でふぶいたり、局地的に雷を伴う見込みです。