即位後初めて沖縄訪問をされた天皇陛下と雅子さま
即位後初めて沖縄訪問をされた天皇陛下と雅子さま
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 10月22日~23日、即位後初めて沖縄を訪問された天皇皇后両陛下。宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭の開会式では、淡いグレーのスーツにイエローグリーンのネクタイ、雅子さまは、それに色合わせしたイエローのセットアップの装いだった。お二人のさりげないリンクコーデに、マナーのプロは「感動するほど」と絶賛。その背景にあるものとは? 

【写真】かりゆし姿の天皇陛下と雅子さま

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 即位後初めて沖縄を訪問された天皇陛下が国民文化祭の開会式に着ていた淡いグレーのスーツとイエローグリーンのネクタイ。実は、1997年に皇太子として沖縄を訪れた際と同じものだそう。

 写真ではわかりにくいが、色味のニュアンスを表現するのが難しいほどのネクタイは「八重山ミンサー」という琉球王国時代から伝わる織り模様。そこに寄り添う雅子さまの帽子とセットアップの装いはまた、絶妙な色合わせだった。マットなゴールドにも見える、落ち着きの中にも華やかさがあった。

美ら島文化際での天皇、皇后両陛下(代表撮影)
美ら島文化際での天皇、皇后両陛下(代表撮影)

 今回の色合わせのように、これまでも天皇陛下と雅子さまの装いは「リンク率が高め」と話題になることも多かった。この装いを大手企業のマナーコンサルティングを長年務めるマナーコンサルタントの西出ひろ子さんは、「いままでの中でもかなり際立って、お二人のコーディネートがぴったりでした」と絶賛する。続けて、西出さんは、その装いからからお気持ちを読み解く。

「天皇陛下とのネクタイの色合わせを拝見したとき、鳥肌が立ったというか、それくらい感動しました。服装というのは、例えば喪に服す時も、お祝いの時もそうですが、その気持ちを服装、身だしなみで表すことが大切なのです。服装というものに、その人の心、気持ちがあらわれる。今回の色合わせは天皇陛下にしっかり寄り添う雅子さまのお気持ちも伝わります」(西出さん)

 天皇陛下は、5月15日の「沖縄復帰50周年式典」でも、紺色の「八重山ミンサー」のネクタイを胸にお言葉を述べられている。そして、今回の即位後初となる天皇皇后両陛下の沖縄訪問では、沖縄への想いが伝わってくる。

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かりゆし姿の天皇陛下に寄り添う雅子さまの装いは?