この秋、秋篠宮家・次女の佳子さまは公務に精力的に励んでいる。5日には愛子さまとご一緒に雅楽を鑑賞された。佳子さまと愛子さまのツーショットは、新年でご一家が揃うときぐらいで珍しいことだ。そんな佳子さまの変化にコラムニストでセレブウォッチャーの辛酸なめ子さんは「ある決意」を感じるという。
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佳子さまの10月からの公務を振り返ると、週末にかけて全国各地を飛び回っている。主な外出を伴う公務は以下の通りだ。
■「第19回日本デフ陸上競技選手権大会 兼 第2回日本デフU18陸上競技選手権大会」ご臨席(駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場/東京都世田谷区)/10月1日
■「楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス2022」男子シングルス決勝ご観戦(有明コロシアム/東京都江東区)/10月9日
■馬術競技ご覧(地方競馬教養センター/栃木県那須塩原市)/大谷夏いちご栽培ハウスご視察(栃木県宇都宮市)/10月10日
■「第77回国民体育大会」総合閉会式ご臨席(カンセキスタジアムとちぎ/栃木県宇都宮市)/山あげ会館ご視察(栃木県那須烏山市)/10月11日
■「ガールズメッセ2022(コミュニティアクションチャレンジ100アワード並びにB-Pアワード表彰式)」ご臨席(SYDホール/東京都渋谷区)/10月16日
■「式年造替の春日若宮遷座祭」(奈良県奈良市)/10月28日
■第22回全国障害者スポーツ大会(栃木県宇都宮市)/10月30日
ここに挙げた以外にも、それぞれの公務への事前の準備などの他、例えば、10月に訪問されたブータン王国ソナム・デチェン・ワンチュク王女殿下らとの懇談に秋篠宮さま、紀子さま、悠仁さまと同席されている。
佳子さまは2019年3月に国際基督教大学(ICU)を卒業後は大学院進学や就職もせず、公務にも消極的な印象だった。昨年5月には全日本ろうあ連盟に非常勤嘱託職員に就いたが、リモートでの仕事が大半で「普段は何をしているのか?」と、「ロイヤルニート」という言葉で心ない批判を浴びることもあった。