主要4部門だけじゃないグラミー賞、年間最優秀プロデューサーに注目
主要4部門だけじゃないグラミー賞、年間最優秀プロデューサーに注目

第57回グラミー賞の授賞式がいよいよ2月9日(日本時間)に開催される。

 日本国内でも主要4部門の行方や授賞式での豪華パフォーマンスが毎年大きな話題となるが、グラミー賞の対象となるのはアーティストだけではない。ここでは、音楽シーンを裏で支えるヒット・メイカーが名を連ねる「年間最優秀プロデューサー(PRODUCER OF THE YEAR, NON-CLASSICAL)」の候補者を紹介したい。

 まずは現音楽シーンにおいて、最も熱い視線が送られているプロデューサーといっても過言ではないポール・エプワース。アデルが2011年に発表したアルバム『21』のプロデュースで同賞受賞経験のあるエプワースだが、今回はポール・マッカートニーが親子ほど年齢の離れた4人のプロデューサーを起用して制作したアルバム『NEW』への参加、ポスト・ビョークと名高いUK発・新進気鋭のシンガー・ソングライターのFKAツイッグスのプロデュースなどでノミネート。英国ポップスへの愛情溢れる音作りに定評のあるエプワースが、英国ポップス史の“象徴”であるポール・マッカートニーとの仕事で再び受賞となるか、UK音楽界では特に高い注目が集まっている。

 UK音楽界のトップ・プロデューサーに対抗するのは、スウェーデン出身にして90年代にバックストリート・ボーイズ、ブリトニー・スピアーズ、インシンクなどのソングライティングを手掛けて大ブレイク、以降、米国ポップ・シーンを第一線で支え続ける“世界一のヒット・メイカー”ことマックス・マーティン。今年度もテイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」を筆頭に、アリアナ・グランデ「プロブレム feat. イギー・アゼリア」、ケイティ・ペリー「ダーク・ホース feat. ジューシー・J」など、数々の特大ヒットをシーンに輩出している。時代を象徴するポップ・アイコンと数々のヒット曲に囲まれた華々しいキャリアでありながら、未だグラミー受賞歴のないマーティン。主要2部門含む3部門にノミネートされているテイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」を追い風に、ぜひとも初栄冠を掴みたいところだろう。

 昨年度は音楽シーンに一大旋風を巻き起こしたファレル・ウィリアムズがその栄冠を手にしている同賞だけに、現シーンにおいて最も勢いのある“ホット”な上記2人が有力候補といっていいだろう。

 その他の顔ぶれは、エミネムやリアーナなどを手掛け、同じく米国のポップ・シーンに欠かせないプロデューサーの1人であるジョン・ヒル、ケイジ・ジ・エレファントやエリック・チャーチなどを手掛けるジェイ・ジョイス、プロデューサーでありLA出身の2人組ユニット
ザ・バード・アンド・ザ・ビーの“ザ・ビー”ことグレッグ・カースティンとなっている。

 第57回グラミー賞授賞式は日本時間2月9日に開催、同日午前9時よりWOWOWにて生中継される。

<年間最優秀プロデューサー 候補者一覧>
●ポール・エプワース
「ペンデュラム」 FKAツイッグス
「クイニー・アイ」「ロード」「セイヴ・アス」ポール・マッカートニー
●ジョン・ヒル
「キャント・リメンバー・フォー・ユー feat. リアーナ」シャキーラ
「ガッツ・オーヴァー・フィアー feat. シーア」エミネム
●ジェイ・ジョイス
『メロフォビア』ケイジ・ジ・エレファント
『ジ・アウトサイダー』エリック・チャーチ
●グレッグ・カースティン
「ビーティング・ハート」エリー・ゴールディング
「マネー・パワー・グローリー」ラナ・デル・レイ
●マックス・マーティン
「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」テイラー・スウィフト
「ダーク・ホース feat. ジューシー・J」ケイティ・ペリー

◎関連情報
第57回グラミー賞 オフィシャルサイト
http://www.grammy.com/

◎番組情報
WOWOWプライム
『生中継!第57回グラミー賞授賞式』※生中継
2015年2月9日(月)9:00~WOWOWライブ
『第57回グラミー賞授賞式』※字幕版
2015年2月9日(月)22:00~
info:http://cdn.wowow.co.jp/music/grammy/