今日(6日)の札幌は青空が広がり、午後3時までの最高気温は29.2℃と夏らしい暑さになりました。これで今月1日から6日連続の夏日を観測しています。
7月16日以降、一度も30度以上の真夏日を観測していない札幌ですが、この間の夏日は今日で18日目。
同期間の真夏日がなかった年としては1921年の19日に次いで史上2番目に多く、96年ぶりの珍しい記録となっています。

7月前半は最多真夏日 その後真夏日無し

今年の札幌は7月の前半の暑さがかなり厳しく、7月前半としては1924年に並んで最も多い7日の真夏日を観測しました。
しかし、7月後半に入ってからは一転して暑さがおさまり、7月16日から今日にかけては一度も30度以上の気温を観測していません。
7月16日から8月6日にかけての約3週間で、真夏日がなかった年は統計開始以来32年ありますが、真夏日のない年は夏日の日数も少ない傾向があり、32年中19年が期間中の夏日が10日以下となっています。
しかし、今年はこの期間中の夏日が18日間もあり、真夏日のない年としては1921年に19日を観測して以来の多さで、96年ぶりの記録となりました。ここ数週間の札幌は、真夏日はなく夏日が多いというかなり珍しい暑さになっています。

珍しい暑さ まだ続く

この気温の傾向はまだしばらく続く見込みです。
午後4時発表の予報を見ると、札幌のこの先の最高気温は14日にかけて27℃前後と平年並みの日が続く予想となっています。しかもその間30度以上の真夏日は予想されておらず、あと一週間程度は今と同じような気温が続きます。
7月前半の厳しい暑さに比べてかなり過ごしやすく感じる日が多くなっていますが、この先は雨が降って湿度の高い日が多くなりそうです。蒸し暑い中で油断していると熱中症や食中毒などで体調を崩しかねません。体調管理には十分にお気を付け下さい。