関東地方、雨雲が南から北上中。午後は南部を中心に傘の出番に。夕方からはザッと雨脚が強まる所もありそうです。

あすの朝まで傘の出番

18日(日)父の日の関東地方。昼頃には千葉や神奈川など南部から雨雲がかかってきました。このあとは、神奈川や千葉、東京など南部や、茨城など東部を中心に所々で雨となるでしょう。夕方はザッと雨脚の強まる所もありそうです。群馬など内陸もパラパラ雨の降る所がありそうです。お出かけには折り畳み傘があると安心です。この雨は、あす19日(月)の明け方にかけて残る見込みです。

雨日数と雨量(東京)

関東甲信地方は、6月7日(水)に梅雨入りし、きょう18日(日)で12日たっていますが、「梅雨入りしたのに雨の日が少ない」と感じている方が多いと思います。6月7日から17日までの東京の雨日数(雨が降った日数)は、11日のうち8日。意外に雨日数としてはカウントされています。気象庁では0.5ミリ未満の降水は「0.0ミリ」として取り扱いますが、雨日数としてはカウントされます。ただ、雨量(雨の量)が少ないのです。東京では梅雨入りした7日から17日までの雨量は13ミリ。この時期の平年の2割程度しか降っていません。しかも、梅雨入りした7日は梅雨前線による雨でしたが、その後は寒気など不安定性降水によるものでした。今回、18日(日)の雨も雨量としては少ない見込みですが、21日(水)の夏至の頃から梅雨前線が北上。梅雨前線が次第に本気を出す見込みです。梅雨の期間の東京の平年雨量は300ミリくらい。関東甲信の梅雨明けの平年は7月21日ごろなので、まだ1か月くらいあります。恵みの雨に期待したいところです。